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新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された皆様および感染拡大により困難な生活環境におられる皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 また、最前線で感染拡大防止に献身的に尽力されている医療関係者の方々、市民生活を支えてくださっている多くの関係者の皆様に、最大限の敬意と感謝を表します。

 関西化学工業協会は、関西独自の業界団体として会員相互の緊密な連絡と啓発を図り、会員の事業に共通な利益を増進して関西経済の発展に寄与することを目的に、日本化学工業協会の前身である化学工業連盟の関西支部から独立して、昭和23年(1948年)1月に設立されました。発足当初の化学業界は肥料を中心とした無機化学が活況を呈しておりましたが、高度経済成長の波が関西にも押し寄せると、合成樹脂や合成繊維などの有機合成化学、さらに石油化学へと大きく変貌と発展を遂げ、化学工業は日本経済の発展に寄与する基幹産業として関西経済の発展にも大きく貢献してまいりました。その後、二度にわたる石油危機や公害・環境問題、バブル経済の崩壊、阪神・淡路大震災、リーマンショック、東日本大震災など、幾度も大きな試練に直面しましたが、先人の方々のご労苦により、これらの困難を克服してまいりました。そしてそれは今後も変わることはありません。

現在の関西化学工業協会は、理事会、総務委員会、技術委員会、事務局で構成され、日本化学工業協会と連携をとりながら、化学物質の安全性確保や化学品管理、さらに地球規模の環境問題の解決に向けた啓発活動や研修会、セミナーなどを開催しております。将来のイノベーションの担い手になる子どもたちに化学の魅力を伝える活動も積極的に支援しております。

今回の新型コロナウイルスの感染症の問題に代表されるように、今後も急激な世界規模の情勢変化が予想されます。このような状況からも、化学工業は社会・人々の生活を支えるモノづくり産業として、日本国内でより強固なサプライチェーン構築を推進していかなければなりません。我々関西化学工業協会もこれまで以上に一丸となり、化学業界の立場から世の中の課題解決に取り組んでまいります。
 今後とも皆様の温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2020年5月

関西化学工業協会

会長 小河 義美

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